久しぶりにこのIP通話全盛の時代にあえて国際電話をかけてみるという話です
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電話と計算機 |
おはようございます。
2015年10月の国際電話に関する配信記事です。
実は、海外に出たことはろくにないばかりか、海外への電話すらほとんどやってこなかった国内派の筆者です。
したがって、海外からのメールが来たりすると非常に困惑するのですが、今般海外に連絡する必要に迫られましたのでここに記しておきたいと思います。
昔は、NTTにしろKDDIにしろ、国際電話専用の頭番号が個別にあったものですが、最近ではIP回線を利用した新通信会社が台頭しており、そのIP電話業界に旧キャリアも参入した結果、今では、「010」が国際電話をかける際のデファクトスタンダードになっているようです。
そして、次が「国番号」です。日本ならば81、アメリカなら1、シンガポールなら65をつけるアレです。
この番号、別に桁数が一意に決まっているわけではありません。世界最古の国際機関とも言われる国際電気通信連合(International Telecommunication Union;ITU)で決定されています。
国番号は、1~3桁、国番号を含む全ての電話番号は、「+」が頭に付けられた15桁以内と決められています。
Skypeのようなオープンソースのインターネット回線を用いた通話サービスも世界的に有名になりましたが、まだまだ通話サービスの業界において専用回線の通話品質の高さや安全性は大切だと思います。
いち早く文字通りの世界標準を達成した通信業界の関係者に感謝しなければなりません。
シンガポールの漢字一字の略称が「星」、マレーシアは「馬」、インドネシアが「尼」であることなど最近まで全く知らなかった筆者からは以上です。
(平成27年10月24日 土曜日)