あなたのお金は毎日溶けている

あなたのお金は毎日溶けているなんて、刺激的なタイトルを付けたのには意味があります

ゼロに近い金利で、それでも投資するための戦略をお伝えします。

本日は、いつも通りに早起きして、そして洗濯掃除をしながら書いています。

ステイホームで表面上は、いつもの状態に戻ってきているようでありながら、それでもそこはかとない非日常を感じる毎日です。

しかしながら、こと金利という部分に関しては、未だ正常とはほど遠い状態です。

ゼロ金利。

マイナス金利。

これまでと同様、もう10年以上、通常とはかけ離れているという状態です。

このことが、いかに異常かということを、以下具体的な事例を挙げるので考えてみてください。

・当座預金はほぼ0%

・銀行の普通預金は、払われたとして0.01%以下

・1年物のCD(譲渡性預金)が、平均0.17%程度

・10年物の国債?たったの1.3%強です。

ちなみに、繰り返しになりますが、上記は当然に「名目利回り」で、インフレ調整される前の数字なので、さらに気が滅入ります。

米国の7月の消費者物価指数(CPI)は5.4%と好調でした。

これは、すなわち、物価が年率5%上がっている、モノやサービスの値段が1年で5%も上がっているのに、運用利回りは全く上がっていない、ということなのです。

これはつまり、一般的な銀行口座や債券、債券ファンドなどなどに、あなたの大切なお金を貯めて預けておくと、毎日、その価値は目減りし購買力が失われていくということなのです。

驚くべきはインフレ率との比較です。

物価を上げよう上げようと、日銀もFRB(米国の中央銀行)も躍起になっています。それは、庶民の財布のお金を腐らせようとしているのに等しいのです。

もちろん、低金利 / ゼロ金利 / マイナス金利(LIRP/ZIRP/NIRP)に陥っているのはアメリカだけではなく、先進国市場の世界全体が同じ状況にあります。

そんな低金利下の運用戦略

さて、では具体的にどうすべきか、以下4つ戦略を述べておきます。

戦略1: インフレに打ち勝ち、ポートフォリオに持続的な利益をもたらす、高収入・高格付けの高配当株式や上場投資信託(ETF)に投資する

戦略2: 政府がが安価かつ容易に提供し続ける資金の分け前を得られる企業に投資する(例:インフラ、材料、建設、食品、製薬株・・・)

戦略3: ドルや円といった通貨の価値が下がり、”マネーの洪水”のような政策が行われている中、貴金属(金やプラチナ)や鉱山株(レアメタル)への配分を増やす

戦略4: さらに、資産の裏付けが全くない仮想通貨(暗号通貨)への博打にチャレンジする

少なくともこの4つの戦略を自分のポートフォリオや投資戦略に取り入れてもらえれば、たとえ低金利が続く世界であっても、成功する可能性が格段に高くなると確信しています。

良い投資を。

追伸

ブログ師匠のご示唆をいただき、ブログタイトルを変更してみました。これからは、びるめんぶろぐで参ります。

以上

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