2020年1月12日
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単位はcm(センチメートル)の定規 |
おはようございます。
雨男の筆者からの2014年8月の天気に関する配信記事です。
豪雨が心配な日本列島ですが、例年に比べ夏の太平洋高気圧の勢力が弱く、北のシベリア高気圧との境目に発生する前線が、まるで梅雨前線のように日本列島に停滞しているようです。
そして、ただでさえ夏で暖められた湿った空気が赤道付近から絶え間なく供給されてしまう状況になり、季節外れの長雨や局地的にはゲリラ的な豪雨(筋状の雨雲が通りすぎ、同じ地域に集中して雨が降り注ぐ)になっているのです。
筆者は高校の山岳部でラジオの天気概況を聞きながら天気図を書いておりましたが、その頃にmb(ミリバール)からhPs(ヘクトパスカル)に変わったのです。
数値自体は同じままで単位の呼称が変わっただけですが、気圧の単位がミリバールからヘクトパスカルに変わったと単純に捉えては事の本質を把握したことにはなりません。
bar(バール)が1気圧にほぼ等しいという定義で定められた単位ですが、より厳密なPa(パスカル)に呼称を統一しようという動きになったわけです。