2019年12月15日
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カルロス・ゴーン被告(64歳、会社法違反(特別背任)などで起訴)の保釈時の変装(仮装)姿 |
おはようございます。
2019年3月、全世界のビルメン業界をも、もらい事故的に揺るがす驚きのニュースが飛び込んできましたので緊急声明を出します。
日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(64歳、会社法違反(特別背任)などで起訴)が、2019年3月6日に保釈請求が認められて保釈された際に、作業員姿に変装(仮装?)していたことについて、弁護団の高野隆弁護士が、同年同月8日に、自身のブログにおいて、「すべて私が計画して実行した。彼が生涯をかけて築き上げてきた名声に泥を塗った」と「謝罪」したというのです。
まず、世界中で注目されているゴーン被告の保釈については、たとえミスター・ビーンに変装したとしても、夜通し拘置所前に張り付いているマスコミや報道機関には容易にバレてしまうでしょう。
自分が正しいと信じて疑わない弁護士という職業人の一部に、そしてその一部の大部分は自分が頭も良いと思い込んでいる種類の人間のようですが、こうした人間は、
昔、燃えるお兄さん!という漫画の中の話で学校の用務員さんと生徒が破茶滅茶争いをして、「用務員のくせに」というフレーズを連発した作者が謝罪とその話の休載(お蔵入り)に追い込まれた、という話を思い出しましたが、こうした危機管理やコントロールを職業としている弁護士が、全く同じ類の過ちを犯すとは嘆かわしい限りです。
要するに、全世界の、作業服を着て仕事をしている人に対する公然の侮辱であるわけです。
どんな政治的、経済的、人格的主張があるというのでしょう。