仕事ができない人の共通点

言い訳だけはうまいこと

仕事ができない人に共通していることは何ですか?それは、言い訳が抜群にうまいことです。筆者のかつての職場にも、誰もが認める仕事ができない若者が二人いました。一人は20代、もう一人は30代でした。昔の話ですから、おっさんの繰り言として、どうか肩の力を抜いて聞いてください。

この二人の共通点は、人の話を憶えられないということです。

話しかけると返事はします。仕事の指示をするとわかりました、と言います。

でも仕事はできません。仕上がりがあまりに遅く質が悪いので、ある時から指示をした後に「復唱して」というと半分くらいしか理解していません。指示の直後でも半分程度の再現しかできません。半減期が数十秒の放射性同位体みたいなものです。原子炉固定が必要です。制御が…!

自分の仕事の内容を理解しようとしていません。子供がいやいや宿題をやらされているような感じです。いや、子供は質問しますから子供よりタチが悪いし。

憶えられないならメモを取るように、と言ってもそのとおりにしません。

もう一つの共通点は、これが本論ですが、言い訳は抜群にうまいということです。

百戦錬磨のツワモノ級の言い訳です。それまでの人生をかけて積み上げてきた一級品の言い訳です。言い訳の時だけレスポンスがよく内容も的確です。いつも頭の中でシミュレーションしているのでしょう。言い訳のために仕事を溜めこんでいるのかとすら思います。新型融合炉かよ。

仕事ができない人間だと思われたくない、という気持ちはとても強いと感じています。そのことが、余計に仕事ができない認定を確固たるものにしているから不思議です。原子炉閉鎖。アンダーコントロール!

こんなあからさまなことを赤裸々に書いているうちにもう一人思い出しました。

その人は当時20代の女性で、医療系の大学院出身でした。学卒の私などに比べてはるかに「高い」学歴の持ち主でしたが、社会人としての経験のなさと余計に纏った謎のプライドが邪魔をしたのでしょうか、ごくごく簡単な事務仕事さえこなせず溜めこんでいました。世の中の、ほとんどの会社はペーパー優先の事務処理型作業がベースなので仕事をためると書類が積み重なっていきます。バイトだったら即日解雇になるやつ。

繰り返し注意しても書類は減りません。とうの昔に処理していなければならない古い仕事を発見したりして、なかなか恐ろしい書類置き場と化していたので、パンドラボックスと呼んでました。最終処分場かよ。

彼女は仕事をしていないわけではないのですが、書類が不思議とたまっていきます。明らかに仕事の遅さと報酬が見合っていません。見かねて彼女の同僚が、彼女の帰宅後に代わりに仕事を処理します。難しい仕事ではないので、書類は半分くらいの高さになります。次の日問題の女性が出勤して書類が少なくなっている状態を見ても、顔色一つ変えません。まるで気づいていないかのようです。

この女性も言い訳が抜群に上手でした。なんか主語が大きい話が得意でした。抽象的な議論がお好きと見受けましたが、仕事は具体的なものです。世界平和とかLGBTとかではなくて、そこの棚を片付けるとか清掃するとか簡単な電気工事士の仕事とかの具体的成果を求めています。

世界の人権保障や環境問題の前に、まずは給料分の仕事しようか。

ある時見かねて厳しめに注意するとウォーン、ウォーンと怪獣のような鳴き声で2時間くらい泣かれてしまい、周りのみんなを唖然とさせました。そして、周りへの攻撃を始める、パワハラとかセクハラとか言ってね。

マジでやめてほしいです。ていうか、仕事が合わないんだからとっとと辞めたらいいです。

こんなヤバい生命体、クリーチャーを平穏な職場に、決して引き入れてはならないと、各社の人事担当者は、それこそ目を皿のようにして、新しい人を引き入れる時には値踏みするものです。

言い訳の、下手な筆者からは以上です。

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