おはようございます。
2017年4月のポイントに関する配信記事です。
アマゾンの世界制覇が着々とすすんでいるようです。
ついに、通貨を使わない独自のサイトポイントで全ての決済を実現しようとする野心的な取り組みを始めたということです。
つまり、このままいきますと、例えば給料でも報酬でも売り上げでも「Amazonポイント」で支給され、そしてオンライン上のクラウドで管理されているAmazonポイントの財布から自由にオンラインを通じて世界中のほぼ全ての商品やサービスを「購入」「利用」することができてしまうことになるわけです。
飲み会の割り勘もあとで一瞬でオンライン上でできてしまいます。
すでに、顧客の購入履歴といった意味あるビッグデータを最も多く持つ組織体はグーグルではなくアマゾンに移行しつつある、というレポートもあります。
確かに検索世界最大手のグーグルの保有しているデータ量は膨大ですが、その多くは顧客が無制限にアップロードし続けている動画や写真といった重いデータが多く、データ分析についてはもう少し待つ必要があるのかもしれません。
そんな訳で最近の株価や時価総額も、アマゾンは急成長中です。
なりすましなどの詐欺により、ポイントが勝手に使われる、といったリスクは常についてまわりますが、たとえ現金通貨や預金通帳を大事に持っていても、盗難のリスクがあることと比べれば、大した違いはないというレベルにまでクラウド上のセキュリティ対策は進んでいるのかもしれません。
それに、国家機関ですら、情報を漏洩させたり消えた年金事件のようにやはり漏洩するリスクがあるということからすると、日々セキュリティやサービスを物凄い勢いで進化させているこうした会社組織の試行錯誤により、世の中全体のサービス水準は格段に押し上げられているとも言えるのです。
引き続き、こうした流れに注目していきたいと思います。
小さい時の切手集めからポイント集めが大好きな筆者からは以上です。
(平成29年4月6日 木曜日)