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育てるイメージ |
おはようございます。
2017年4月の株式投資に関する配信記事です。
あたらめて、年度はじめに基本的なところを確認しておきたいと思います。
特に株式投資を始めるときに、改めて考えてみていただきたいと思います。
例えば手元に100万円があるとします。
そして、何でも良いですが、何か値上がりしそうな・自分が興味を持った会社や銘柄を@1,000円で1,000株購入したとします。
さあここから値上がりするかな~と株価をチェックする毎日が始まりますね。
値上がれば楽しいですが、値下がると、今の評価額と含み損失額が気になり出します。
例えば、その株式が@900円になってしまったとします。
そうすれば、評価額は90万円、嫌な色で▲10万円、の含み損が出ます。これは気持ちが良くないものです。
しかし、ここで考えをしっかり確認することです。
あなたは、100万円の株を買ったわけではない、この銘柄を1,000株買ったのだ、と。
たまたまこの1,000株についた今の値段が90万円、ということで、より長期的には市場の評価が上がる可能性は十分に残っている、ということです。
そもそも買うときにしっかり銘柄を調査して自らの100万円をその株1,000株と交換しても良い、と決断して購入に至っているのです。
一日一日の値動きにいちいち一喜一憂することはやめましょう。
反対売買をしてしまえばそれまでです。
その1,000株をいつの値段で売ろうが、それはあなたの自由なのです。
株を買ったらその時の値段を気にしすぎず、将来の可能性に賭けてじっくり気長に育てたいものです。
もちろん倒産してしまって紙切れになってしまえばそれまでです。
しかし倒産さえしなければ上を伸ばすことはできるのです。
下は0円ですが上は青天井、それが株式投資というものです。
短気は損気と相場の格言でも申します。
じっくり育てていきたいものです。
儲けても損しても、すぐ売ってしまう我慢の足らない、飴もすぐ噛んでしまう筆者からは以上です。
(平成29年4月5日)