2020年2月8日
おはようございます。
2016年10月の政治経済に関する配信記事です。
2012年冬や2014年冬にありました我が国最大の国政選挙である衆議院議員選挙で各政党が準備運動から集合離散を繰り返したことが思い起こされます。
そもそも政党の役割はもうこの現代においては終わったのかもしれません。
すでに地方選挙においては特定の政党に所属せず推薦とか支持といったゆるい支援を受ける無所属で立候補するのが当選への鉄板の戦略になっています。
また選挙戦は無所属で活動しながら当選後にどこかの政党や会派に所属して存在感を出すといった動きです。
すでに特定の政党というものに所属するメリットが薄れてきた、言い換えれば有権者が大人になってきたともいえるのではないのでしょうか。
ヒトラーの時代を紐解くまでもなく、今の日本も昔のヨーロッパもアメリカも時の「風を受けた」政党が大勝する事例が多くありました。
ヒトラーの国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)は最も良い例で、ごく少数支持の尖った右翼政党だったのが一気に議会の第一党になってしまう例もありましたし、現代の日本でも郵政解散後の自民党や政権交代選挙後の民主党などの事例もあり枚挙にいとまはありません。