評価より評判を大切にしたいと思うようになってきたという話です(信用より信頼、評価経済から評判経済へ)
おはようございます。
2016年9月の記事です。
「評価より評判を大事にしたい」
これが楽しく仕事を続けるコツだと最近よく思います。
評価とはシンドイものです。
される方もしんどいですが、する方がよりしんどいです。
なので、できるだけその評価タイミングを粗くしようとします。
半年に1回よりは1年に1回。
1年に1回、昇進昇格の評定会議は非常に大変なものです。
会社の昇進されることのできる人員予算は最初から決まっており、その予定(予算)に向かって何人を上げるか推薦し、他を蹴落とし評価するという性格をどうしても持つものだからです。
1年に1回のアピールの場。
このように「評価」というものは、自分ではどうしようもない部分にかなりの自分の人生を預けることにつながるので、少しだけ距離をおいても良いと思います。
評判は日々付いて回る
一方、評判は違います。
評判は常に、どんな小さいことでも、人に見られて生成していきます。
評価がある一定の期間をまとめてなされるのに対し、評判は常に、〜ing形で進行していきます。
評判は、上司や経営者といった、その人の待遇や地位を決めないといけない人しかできない類のものではありません。
だれでも無意識に、そして意識的に評判を作り出していきますし、その評判から逃れることもできません。
誰も見ていないところで、自らの信ずるところによって行動しているか、この一点に評判はかかっていると言ってもよいでしょう。
考えてもみてください。
誰がABCD昇進降格どの評価なのかなどといったことに、実は他人はあまり興味を持ちません。
評価は一時のものなのです。
しかし、評判は常にその人の人格としてついて回るのです。
評価されなかった、という不満は持っても、評判が悪くなった、ということを人のせいにはできないのです。
評判が上がるのも、下がるのも、全てはその人の意思と行動次第であるからです。
全ては自分次第。
評価より評判です。
働き者だと評判だったおばあちゃんから昔聞いた話は以上です。
(平成28年9月19日 月曜日 敬老の日)