2019年12月20日
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LED地球儀 |
おはようございます。
2016年9月の記事です。
お金に国境なく、お金に休息はありません。
お金は働き者です。
人間には休息が必要ですが、マネーはいつでも浮遊し移動し吹き溜まりを起こすし決壊もします。
そして地球は丸いです。
通常、日経平均株価を指標とする日本株式市場で勝負している我々も、夜の夜長にアメリカ市場の動向をチェックするだけで相場観が格段に広がります。
実は、アメリカの取引には日本株式市場に直接関係する取引が動いています。
それがCMEでの日経平均先物取引です。
CMEはシカゴマーカンタイル取引所の略称で、世界最大の「先物」取引所です。
ここではアメリカ株式市場とほぼ同じ時間帯で日経平均先物という原資産が取引されています。
そして日本の早朝に取引が終わりますが、翌朝は日本(大証)の日経先物取引が大体この終値付近で寄り付き、日経平均株価(現物)もその近くから始まっていく、というわけです。
つまり、朝起きた時点で、9時にならないとわからないはずの日経平均の寄り付きの目安がわかってしまう、ということなのです。
相場が暴落しているのであれば、下値を押し下げている優良株の仕込みどきですし、逆ならば空売り銘柄を物色すればよいわけです。
相場は24時間動いています。
休みはありません。
地球の裏側での動きにも気を回すことのできれば、零細投資家でも筋の通った投資行動が取れると思います。
地球は丸く、早起きは三文の得なのです。
今日も寝坊した筆者からは以上です。
(平成28年9月17日 土曜日)
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