車のカーナビゲーションの世界も激変するという予想をしてみました
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おはようございます。
2016年8月のカーナビゲーションに関する配信記事です。
最近の車には、カーナビゲーションはデフォルトで車内に設置されていると思います。
ちょっと昔まで、レンタカーを借りるときには500円だかの追加オプション料を払ってカーナビを付けるか、レンタカールームの端っこにある紙の地図をただで借りて乗っけて出発するかといった選択式でしたが、今やカーナビがついていない車を借りることが難しくなりました。
しかしながら、この日本においては、カーナビの世界がものすごく遅れていると思うのです。
動作が重く、値段が高く、操作が面倒ということで、なかなか使いこなすことができません。
上級機種になれば、メーカー純正品に限らず動きは良くなるのでしょうが、それだと値段が高くなってしまいます。
それよりも、これだけスマホやタブレット端末によるGPS通信が手軽になってきたこの時代にあっては、カーナビの機能は十分「Yahoo!カーナビ」や「Google Map」で代替されつつあります。
車のユーザーの真の満足度とは
車のユーザーの満足度は、車というハードウェアの性能がもちろんベースにありますが、車載機能いろいろのいわゆるソフトウェアの部分が十分に機能しないと上がりません。
車に乗って、目的地を設定しようとするときにイライラしてしまうのでは、せっかく高性能な車でもその価値は非常に下がってしまうと思います。
ところで、アップルやグーグルは、このような「カーナビ」だけの機能だけに切り込んでくるわけではありません。
彼らは、「車」自体を自動運転にして、運転手を排し、極力コモディディ化した商品として開発運用し、そして市場を根こそぎ持って行こうとしているのです。
重大な脅威です。
ここで重要なのはソフトウェアの力です。
是非わが国の自動車メーカーも、知恵を絞り力を合わせて巻き返してほしいと願っています。
レンタカーで走り始めてわずか3秒で、左サイドのボンネットを電柱でこすって黒い印をつけたことに因み、通り名「秒速でこする男」と呼ばれた筆者からは以上です。
(平成28年8月2日 火曜日)