おはようございます。
2013年12月のビルメン王(@shinya_ueda)提供の市民マラソンに関するブログ配信記事です。
平成25年12月1日(日)に行われた伝統の福岡国際マラソンではなく、市民マラソンの福岡マラソンの話です。
福岡市と福岡市の西に位置する糸島市が検討している市民参加マラソンである「福岡マラソン」の大会概要を発表しました。
普通マラソン大会といいますと、運営と参加者の利便を図るため、スタートとゴールは同じ場所にするのが普通です。
しかし、この大会は、福岡都心の天神をスタートし、ゴールを糸島市庁舎にしようとしている点が新しいと思います。
こうすると、参加者はわざわざ天神から荷物をおいてスタートし、ゴールの糸島市から天神まで戻るか荷物を別の人に運んでもらって合流するかしないといけないし、例えば棄権した場合に救護バスがどこまで乗せて行ってくれるのかといった課題がたくさんあります。
単純にA地点からB地点まで重複なくコースの景色を楽しみながら走れますね、ということでは済まされないのです。
しかし、筆者はあえてこの取組みを支持したいと思います。
都心をスタートし、千人規模のランナーとその関係者が大挙して糸島市という「郊外」に来場するまたとない機会になります。
美味しいものを食べるもよし、観光するもよし、糸島市としてはおもてなしの腕の振るいどころです。
福岡市側としても、ゴール地点に戻ってきたランナーたちのケアを都心でまた行うのは運営上非常に負担になります。
郊外に抜けてくれたほうが交通規制の手間も半分になるという目論見があるのではないかと思います。
双方にとってメリットもありそうな福岡マラソン、運営の成功を祈っています。
市民ランナーの聖地大濠公園からお伝えしました。
短距離走の方が得意な筆者からは以上です。
(平成25年12月3日)
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