おはようございます。
しかしながら、時代はさらに進んでいってます。
さらに進んで、そもそもオフィス環境自体を移動式オフィスとするために、けん引免許を必要としないキャンピングトレーラー『ルーメット』を改造した移動式事務所を作った人もいるようです。
ルーメットとは、けん引免許を必要としない、750キロ以下のトレーラーです。
運転室付きのいわゆる一体の車をモバイルオフィスにすると、例えばはるかな絶景のキャンプ場ような場所に来て仕事するのはいいけれども、やっぱりまた同じ人が運転して帰らないといけません。
この点、この牽引できるトレーラー型オフィスは、別の牽引する車さえあれば(これは、移動する事務所ではなく、単に牽引するだけの車です)、牽引して事務所を人里離れたところに連れてきて、もししばらくいていい場所が見つかったならば、そのまま放置してしまう、ということも可能になります。
つまり、移動する事務所ではなくて、持ち運びできるオフィスを(牽引して)持ってきて、いい場所を見つけたらそこに切り離して、オフィス機能を置いたまま、車で「帰って」しまうというわけです。
そうして、夜が明けたらそのまままた車で(車は別々のところから複数でも構いません)、通勤してやってきて、事務所に「出勤」してくれば良いわけです。
それでまた仕事を、その置きっ放しのルーメット事務所でやり込んでから、さっくり車で帰っていく、という流れです。
モバイルオフィスとして、通常の車の中のスペースを使うように内装を工夫しても、どうしても運転席が使えないスペースになってしまって不便です。
そこで、運転する車と、移動するオフィスを別々に考えることから始めたわけです。
このように、いろいろとシェア型ビジネスというものは、発想一つでいくらでもひろがるものだと感じます。
同じように、動く大型バスを改造した、動くスナック、飲み屋を提供している面白い友人を知っております筆者からのご紹介は以上です。
(2018年11月20日 火曜日)