やっぱり地球は丸かった(Googleマップが球体表示を実現した)という話です
おはようございます。
2018年8月のビルメン王提供のやっぱり地球は丸かったということを語るブログ配信記事です。
すでに全世界の「地図」の第一人者としてその地位を固めたと言えるGoogleマップが、ついに平面の世界を飛び出し地球を本来の球体表示にするという発表を行いました。
それを知った筆者も早速みてみました。
ひたすらズームアウトしますと、Google公式の広報でなされているように、「グリーンランドがアフリカ大陸並みの広さに表示される」というメルカトル図法上の問題点はかなり解消され、丸い地球の上に都市や山脈が載っている、いわゆる宇宙飛行士的な視点で見ることができました。
これはかなりの進歩です。
メルカトル図法上の「地図」では、緯度が高い箇所はそれだけ引き伸ばされて、実際の面積より大きく表示されます。
たとえば南極大陸は、地図の下部に巨大な塊として描かれてしまいますし、先に述べたグリーンランドやカナダの北部などの島々も、ありえない大きさで表示されてしまいます。
スカンジナビア半島も、巨大な佇まいを見せていますが、実際はもう少し小さいのです。
これは、自らの存在を誇示したい、北緯のある程度以上の緯度にある、ヨーロッパ各国の自己主張だったかどうかは置いておいて、本来地球儀で見る地球においては、アフリカ大陸や南アメリカ大陸は、普段過小評価されている分非常に大きく写りますし、ロシアなども、以外に平べったく小さいと思うのではないでしょうか。
さて、Googleマップに戻ります。
Googleは、正確には「Globe Mode(地球儀モード)」という新しいGoogleマップをリリースしており、普段の地図よりひたすらズームアウトしていくと、地球が本来の形である球体っぽく表示されます。
マウスやタッチパッドを使ってこの「地球」を回転させることもできます。
写真のように、実際に試してみたところ、なんと実際の衛星画像の台風の画像まで写っていて、これはほぼリアルタイムに「更新」されていることを確認しました。
現在、東京方面に向かっている2018年の台風13号の位置も気象庁提供の衛星写真とほぼ一致しています。
これは、Googleが保有するクラウド用サーバーの容量が拡大を続け、ついに地球の表面の状況を衛星写真等を利用して随時表示することが可能となったということを示しています。
恐ろしい処理量であり、おそらくこんなことが可能な企業は、(現時点では)世界中の情報を検索し尽くすということを企業理念にしているGoogle社以外にはないでしょう。
グリーンランドがアフリカ並みの大きさで投影されることが常識と化していた筆者からのコメントは以上です。
(平成30年8月10日 金曜日)
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