ストライクゾーン

ストライクゾーンの定義、奥行
日本でプロ野球中継をテレビなどで観ていると、打席に立っている打者の得意なコースを分析するために、ストライクゾーンを9分割した図が出てくることなどがあります。また、インターネットで一球速報などを閲覧していると、ストライクゾーンが9分割され、どこのコースにどの球種が投球されたかなどが表現されています。
これらのように、ストライクゾーンは面で表現されることが多いのですが、図解の通り定義上は空間ですので奥行があり、この空間を通過するボールはバウンドしたボールを除いて全てストライクとなります。

ストライクゾーンの定義、縦方向
野球のストライクゾーンにおける縦方向は、高低(高目低目)を意味しますが、その範囲は、打者がピッチャーが投げたボールを打つための姿勢において、図解の通り次のように定められています。
縦方向の上限:肩の上部とユニフォームの ズボンの上部との中間点に引いた水平のライン
縦方向の下限:膝頭の下部のライン
日本人の成人男性の平均に近い身長170cmで一般的な体型の打者で例えると、縦方向の長さは次のように推計されます。
■ストライクゾーンの上限の地面からの高さ:約105cm
■ストライクゾーンの下限の地面からの高さ:約40cm
■ストライクゾーンの縦方向の幅:約65cm