週休3日制兼業容認の正社員スタイルが一気に広がる気配がする話です
おはようございます。
2017年6月の労働慣習に関するビルメン王提供のブログ配信記事です。
週休2日といいながら、月月火水木金金な冴えないブログもやっております筆者(@shinya_ueda)です。
物流宅配大手の佐川急便グループが、正社員のトラック運転手(セールスドライバー)に、週休3日制を導入したカテゴリを用意したということです。
つまり、週休3日にする代わりに、変形労働時間制度を利用した1日あたりの業務時間を10時間とし、4×10時間で週の労働時間は週休2日制と同程度の40時間とし、さらに休日には他の仕事との兼業も認めるということです。
空前の人手不足の状況から、人事制度を現行の労働基準法の範囲の中で極力弾力的に運用し、正社員といえども多様な働き方を呈示し、運転手を確保することにしたということです。
お守りのように、人間の労働環境の平準化が図られています。
先行導入事例もある週休3日制
実はこの正社員の週休3日制は、同じような仕組みでユニクロのファーストリテイリングや日本KFCホールディングス(ケンタッキーフライドチキン)が導入しており、かなり浸透してきている方式です。
確かに、1日の就業時間を8時間に限定する必要はないわけで、休日が1日増えるのであれば、筆者としても業務日の法定労働時間を10時間に伸ばしてもらってもまったく問題はないような気がいたします。
朝8時から勤務とすれば、昼食休憩の1時間を挟んで、夕方19時まで働けば良いわけです。
今後、このような動きは盛んになってくるでしょう。
兼業OKということですから、日ごとに、今日は会社の仕事の日、次の日は別の用事や副業、といった形でメリハリもつくのかもしれません。
いずれにせよ、空前の人手不足は続く少子化が招いていることであることは明白なのですから、社会全体として出生率と出生数のV字回復を図って行きたいところです。
こうした働き方の改革が、そうした少子化対策になればと願わずにはいられません。
ブログでは食っていけない筆者からは以上です。
(平成29年6月1日 木曜日)
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