おはようございます。
2017年4月最後のビジネスに関する配信記事を投げ込みます。
ビジネスの国境はますます低くなり、世界的な企業が世界中のそこかしこでビジネスを展開する世の中になりました。
つまり、消費者の行動にもっとも寄り添っているビジネスがますます強くなっているということかもしれません。
アップル、グーグル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック
いち消費者である筆者も振り返ってみますと、この5社が提供するサービスなり製品を手に取ったり使ったり目にしたりすることがない毎日です。
そもそもこのブログ記事はMACのコンピュータで打ち込んでいますし、テザリングはiPhoneシリーズ、フェイスブックのメッセージで同僚や知り合いとやり取りをしながらワードファイルを開いたり閉じたりしながらgmailを使います。
子供会のドッチボールのチームのコーチをすることになりましたので、体育館用シューズが必要となったので、その合間にアマゾンでポチってしまいました。
翌日には届くようで驚きです。
この5社の時価総額は、2017年4月時点で全て40兆円を軽く超えており文字通り世界5強です。
実はこの中にウォーレン・バフェットという世界最強の投資爺ちゃんが率いるバークシャー・ハサウェイという投資会社も入っているのですが、この会社は「会社に投資する会社」であり最終ビジネスを行なっているわけではなく、またこの会社自体も上記5社の大株主でもあるということから、事実上この5社が世界のビジネス界におけるビッグファイブといって過言ではないでしょう。
6位にだいぶ離されて、世界最大の石油会社であるエクソン・モービルが続きます。
もともと超大企業だったエクソンとモービルの同業が、独占禁止法の批判を受けながらも実現した超大型合併をもってしても、ただの同窓会掲示サイトとして始まったフェイスブックに時価総額でかなわないという、ここに冷徹な事実があると思います。
少し前、重厚長大から軽薄短小にビジネス世界はシフトするなどと言われました。
今や、もっとも手軽に消費者や利用者を囲い込んでいる会社が、超上流の重厚産業を支配できる力を持つ時代になりました。
アマゾンは世界でもっとも配送会社に優位なレートで運ばせる能力を持っているにもかかわらず、自前で配送部門を保有しようとしておりますし、グーグルも携帯端末会社へのソフトやOS提供にとどまらず自社の製造部門や自動運転車の製造ラインも持とうとしているようです。
そのうち、フェイスブックの人工知能によって選別されたメンバー間でのオフ会の招待がフェイスブックからもたらされるようになるのかもしれません。
ますます、世界の進化は加速するのでしょうか。
日々我々が活動する結果が、このような結果を招いているという事実に改めて気付かされます。
今後も、こうした大きな流れをウオッチしていきたいと思います。
こちらからは以上です。
(平成29年4月30日 日曜日)