2019年12月25日
おはようございます。
2017年1月の記事です。
投資にはファンダメンタルズ分析、というのがあります。
経済の実態に即して判断しようとする、いわゆる「まともな」アプローチです。これは結局長期的には市場は妥当な評価(株価)を示すはず、という予定調和理論を基礎にしています。
予定調和理論などというとなにか難しいように思えますが、ごく普通の考え方です。
しかし、これに真っ向反対する「チャート分析」という少しばかり呪術的ともいうべき方法もあります。
過去の株価のトレンドから将来の株価の予想を行う、その株の会社の経済状況や取り巻く環境などには敢えて背を向け無視して投資を行います。
したがって、とにかく社歴が長くて生き残っている会社、将来の生存可能性が高く流動性が高い株、ということになります。
こうした特徴を持つ会社は当然ファンダメンタル分析にも即していますので、結局情報が広く公開されている東証一部上場企業の流動性が高い株からとりあえず始めるほうが、突然の倒産といったリスクからは遠いということになります。
無論大企業でも倒産する会社はありますから、一概には申し上げられません。株は通貨と違って沢山の種類があり、それだけ個別のデフォルト(債務不履行)のリスクも高いのです。
上がる株がわかれば苦労しない筆者からは以上です。
(平成29年1月17日 火曜日)