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自作Wifiターミナル |
おはようございます。
2016年7月のWifi関係の配信記事です。
Wifi環境は今や日常生活に欠くことのできない設備になりました。
自宅においても、Wifi環境を利用して、今打ち込んでいるパソコンをネット環境に繋いでいますし、印刷プリンタも無線環境で動作し、スマホはいうにおよばず、加えて電話や動画、Webカメラによるライブ配信などに至るまで、全てWifi環境に依拠しています。
そんな中、先日自宅のWifiのTA(ターミナルアダプタ)が故障してしまいました。
しばらく気づかなかったのですが、固定電話もつながらない、ネット環境にPCやスマホデバイスからもつながらなくなってしまい非常に困りました。
ブロードバンドの設置業者に連絡し、翌日早い時間に修理に来てもらい事なきを得たのですが、何人かの近所の友人より、固定電話がつながらなかったと言われた申し訳ない思いをしました。
思えば、国営企業の日本電信電話が提供していた黒電話の時代には、断線といったことはほとんど起こりませんでした。
専用回線である電話線が太い回線で各家庭に繋がれており、ちょっとやそっとでは壊れなかったのです。
しかし、最近は精密機器のわりに軽くて簡単に壊れそうなターミナルアダプタから電話回線用のモデムに繋いでそこから電話機に繋ぐだけです。
元々のブロードバンド回線がやられてしまったり、何らかの障害でつながらなければ、電話もつながらないというわけです。
そんなときには携帯電話を掛ければいいではないかということでもありますが、かかってくる電話をこちらから制御することはできません。
そこで、少しでもWifi機器を丁寧に扱うべく、今回の障害をよい機会として、Wifi機器のターミナルを自作してみましたので報告したいと思います。
光ファイバーで入ってきた有線情報は、まずTA(ターミナルアダプタ)に接続されます。ここから有線LANで電話機のモデムに繋ぎ、そこからさらに無線Wifiルーターに繋がれます。モデムからは電話機を電話専用の線でつなぎますので、これで使用する機器は4つになります。
いいえ、この機器ごとに電源を差し込まないといけませんので、それをまとめて差し込むための電源タップ(たくさんのコンセントジャックがついているもの)も置かなければなりません。
こうして、5つの機器を、効率よく配置し、それぞれが熱を持つので適度な距離を取りながら、かつコンパクトにまとめる必要があるわけです。
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無線の速度も向上しました |
筆者は、文房具店で買ってきた、積み上げられる書類プラスチックケース5つを利用し、それを積み上げ、一つずつ機器を入れて、機器ごとの電源や有線接続は、ケースの穴や隙間を利用して行ってみました。
意外にすっきりとまとまり見栄えは良くなりました。
自画自賛です。
それまでは、部屋の隅にぐちゃっとまとめていただけだったので、機器ごとが接触して熱を持つわ、混線してどこがどこにつながっているのか全く分からなくなっていたという状態でした。
これでは故障してくれと言っているようなものです。
今回のWifiターミナルの設置により、無線Wifiの速度も非常な向上が見られ、故障のリスクも下がったようです。
本来用途とは違う感じもしますが、自作としてはこれで十分ではないかと思います。
廃品利用の工作は得意だった筆者からは以上です。
(平成28年7月21日 木曜日)