海外で携帯電話を使う際に注意したい点を挙げます(2016年5月)
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| シンガポールの期間限定プリペイドSIMカード |
おはようございます。
2016年5月の携帯電話に関するビルメン王からのブログ配信記事です。
日本国内で携帯電話を使う場合、2015年のMVNO(Mobile Virtual Network Operator)自由化とも言えるSIMフリー化でかなり消費者の選択肢が増えたといえますが、それでは海外に旅行などで出る場合にどうやって携帯を使おうか考えてみました。
筆者が先日契約をやり直して新たに設定し利用している通話専用SIMカードと言えるNiftyのNifmoというSIMカードは、日本国内から海外への電話は可能ですが、このSIMカードが入ったSIMフリースマホを海外に持って行っても使えません。
国内大手キャリアの国際ローミングはあまりおすすめしません
この点、3大キャリアと呼ばれる大手通信会社のSIMカードは、国際ローミング契約という契約オプションを追加すれば普通に電話ができますが、通話ごとの通信費が非常に高く筆者としてはあまりお勧めしません。
というより、筆者はすでに3大キャリアから抜け出てしまっておりますので、いまさらローミングしたいと欲しても無理なのです。
さて悩むより郷に入りては郷に従えの格言通り、行った国の空港で通常売っている「通話機能つき期間限定プリペイドSIMカード」を購入して自らのSIMフリースマホに差し込むというのがもっともお勧めの方法であろうと考えます。
現地SIMカードを差している間は、日本にいる人から電話をかけてもらうには、「001+国番号+このカードに書かれた電話番号」にかけてもらう必要があります。
ちなみに65はシンガポールの国番号で、81は日本の国番号です。
少なくとも電話についてはもうそれだけで使える状態になりますので、最もお勧めの方法だと思います。
この番号を、Wifiもしくはモバイルデータ通信を利用してLINEやFacebookで伝えるというのも変な感じが致しますが…。
というより、フェイスブックやLINEといったデータ通信を利用した通話アプリの音声品質もこのところ非常に向上しているので、わざわざ電話機を確保する必要も薄れてきているような気もします。
ともかく、この通話機能つきSIMカードの有効期限は、およそ6か月程度のものが多いため、また同じ国に来ることがあるという場合以外は、使い切って終わるものとなります。
最後の出国間際に日本の知人にかけて、切れるまで使ってしまいましょう。
海外はよく知らない筆者からは以上です。
(平成28年5月10日 火曜日)
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