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宇宙空間では極めて大切な動力源です |
おはようございます。
2016年5月の太陽光発電に関する配信記事です。
太陽光パネルによる自家発電を目指して、各太陽光パネルメーカーが住宅向け市場へ営業を加速させているようです。
筆者の近くでも屋根に太陽光パネルを乗っけている住宅が増えてきました。
地元に強い工事会社と提携して、手厚い保守サービスとセットで売り出し、受注拡大を狙っています。
また、蓄電池などの周辺機器とのセット販売で売り上げを上げようという試みもあるようです。
太陽光パネルの価格は下落してきましたが、産業用で発電した電気の買取り価格は、ここ数年で単価の下落が激しく、住宅用での自前消費も行う発電方式の普及が次のトレンドとなっているようです。
平成28年度の太陽光発電システムの固定価格買取制度における、発電買取価格は、経済産業省の有識者会議で暫定確定した買取価格と同じ、
住宅用:31円/kwh(抑制対象地域は33円/kwh) 10年余剰買取
産業用:24円/kwh 20年全量買取
と決定されています。
ここで、抑制対象地域というのは、供給過剰等の理由により電力会社の都合で電気の買取を行わない場合がある地域のことで、かかるリスクの保険のために、通常ですこし高い買取価格を設定しているものです。
余剰買取、とは太陽光発電した電気から、自分の家で使う電気を引い、その残りの余った電気を売電できるというものです。
全量買取は、文字通り発電した電気をそのまま全部売れるというものです。
野菜でもエネルギーでも何でも、自家生産自家消費が最もエコなのは間違いないと思いますので、この余剰買取制度においても採算に乗るならば住宅向け太陽光発電は今後も普及するでしょう。
具体的には、一般的な住宅の屋根に設置できる出力4kWの太陽光パネルの設置費用は、ここ数年で200万円超から150万円近辺まで下がってきたようです。
屋根への太陽光パネル設置工事においても、以前は家の周りをぐるりと仮設足場を組んで作業していましたが、太陽光パネルも軽く取り扱いがしやすくなったようで、ハシゴ一本で直接屋根に上げて工事できるといった工法の改善と進化もあるように感じます。
今後ますますオフグリッドが進む世の中の変化についていけるように勉強していきたいと思います。
次は次世代の高性能蓄電池について書いてみようと思います。
太陽ほど目立たず月見草で行きたいこちらからは以上です。
(平成28年5月7日 土曜日)