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テザリング |
おはようございます。
2016年5月のSIMに関する配信記事です。
ガジェットというより、もはや筆者のような外出先での作業を主に行うものには必須の道具となっているモバイルルーターですが、テザリング可能なスマホも含め、どういったデータプランで行うかは死活問題になっています。
すこし前までは、モバイルルーターで通信するのは「し放題」だったのですが、スマホやルーターの性能が急速に向上し、受け手のPCやスマホも、とてつもない大容量の動画のストリーミング(ダウンロードしながら再生する)が可能となり、特に下り通信回線容量がパンクするくらいの大容量使用者が増えてしまったのです。
やむなく、通信事業者側で、月額のデータ通信量を7Gとか10Gとかいった具合に制限し始め、そうした制限付きSIMの販売が主流になりました。
しかしながら、速度制限がかかってしまってとてつもなく反応の遅いスマホやPCルーターを持ちながら月末まで過ごすこともまた不可能です。
そういうわけで、低速・中速ながら月額データ通信量に関係なく、無制限で使えるSIMサービスというのが求められているわけです。
現時点で、そのようなSIMを発行しているのは数社あります。
そして、筆者はその中の1社である、U社のU-mobileというSIMを購入し、使用を開始しました。
この回線は、完全にデータ通信無制限というわけではなく、先の3日において、2.5G程度を超えるデータ使用を行なうと、次の日1日に速度制限がかかるという仕様のようです。
ですので、日あたり0.8G程度を使い続ければ、速度制限にかからず、月30日とすれば24G程度を使うことができるということになります。
他社の例でいいますと、LTEぷららという会社では完全無制限を謳っていますが、それ以上に、実効速度が急速に落ちているような話も聞きます。
人気がある契約だと契約者が殺到し、回線の容量が追い付かなくなるわけです。
高速通信の技術革新に、実際の電波帯域や事業者側のサービス容量が追いついていないというのは日に苦なものです。
データ通信の前に、記事の遅筆をなんとかしたい筆者からは以上です。
(平成28年5月4日 水曜日)