あえてモバイル「大容量」データ通信は使わないという選択をした話です
やっぱり有線が安心です |
おはようございます。
2016年4月のモバイルデータ通信に関する配信記事です。
LTEや4Gといえば、2016年現在では、最大通信速度は下り150Mbps、あるいは225Mbpsにまで至り、通常の家庭用有線回線に遜色ない速度を実現しています。
もちろん企業向けプロ向けの有線の世界はさらにその先を行っておりまして、1,300Mppsやそれ以上といった世界もあるわけですが、とにかくデータ通信の速度競争はとどまるところを知りません。
しかし、そんな中、みんながモバイル大容量ブロードバンドを使うようになってきたことで、どうなったでしょうか。
通信会社が用意している設備投資に見合った回線使用をユーザー側が行ってくれれば良いのですが、コンテンツは静止画やテキストから動画や繊細な画像という風にこちらも跳躍的な進化を遂げています。
したがって、月間のモバイルデータ通信料を7Gといった上限に限定し、その先は0.128Mbps(敢えてメガという単位で揃えました。その方が感覚的に掴みやすいと思いましたので)といったナローバンドの通信帯しか使えなくなったのが「標準プラン」として提供されるに至りました。
サービスとしてはわかりにくく、そして気になる要素が付加されたわけです。
この上限を撤廃するには、かなりの追加出費を伴いますからユーザー側は、今月のデータ使用量をいつしか気にしながらスマホやタブレットを操作するというストレスにさらされることになったのです。
こうした中、上限超えたら月末まで225Mbpsから0.128Mbpsに一気に懲罰的に落ちるのではなく、最初から225Mbpsも速度を出さない代わりに無限に0.5Mbps程度の速度を出し続けるというプランが出てきています。
こうしたプランは、外出時(Wifi環境なし)において、スマホやタブレットで、せいぜい音楽程度や音声通話サービスを利用している人には十分使用に耐えます。
何より上限を気にすることなく使い放題なのが気持ちの良いところです。
音楽ファイルは、LTE通信時で最高音質の場合でも128kbps程度です(今後単位をメガからキロにします)。最大で500kbps〜700kbpsが出せる回線なら、実効速度を考慮しても最高音質で問題無く再生できるというわけです。
静止画のWebの閲覧もそこそこできるレベルです。
もちろん、動画や写真といった大容量のファイル転送などには適さないので、それらはWifi環境があるところで接続してもらいたいところです。
モバイル通信が断線し、今期最高の出来だったはずのブログ下書きが飛んでしまった経験のあります筆者からは以上です。
(平成28年4月14日 木曜日)