2020年4月14日
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40歳の意欲 |
おはようございます。
本稿の執筆は2015年7月です。
米金融大手シティグループの日本における個人事業を他に譲渡し、事実上日本から撤退する意向を表明し、実際の譲渡が平成27年11月にもなされることになりました。
個人向け銀行業を営む日本法人シティバンク銀行は、国内大手の三井住友銀行グループのSMBC信託銀行へ全部が事業譲渡され、「ダイナース」ブランドのクレジットカード事業を展開するシティカードジャパンは、そのすべてを三井住友信託銀行が取得するということです。
念のため申し上げますと、三井住友銀行と三井住友信託銀行は同じグループではありません。
それぞれ、都市銀行同士、大手信託銀行同士が合併して誕生した金融グループですが、同じ系列ではありません。
ですので三井住友銀行というメガバンクのグループ子会社に、SMBC(Sumitomo Mitsui Banking Corporation)の名を冠した別の信託銀行があるというわけです。
シティバンク銀行の日本円預金口座を持っていると、現地通貨で、その時のレートで交換した現地通貨がATMで手に入れられるわけです。
これは便利なサービスです。