(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

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さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

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不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

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さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

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不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

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さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

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不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

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さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

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不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

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さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

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不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

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さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

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不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

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さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

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人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

(平成27年2月23日 月曜日 最終更新:平成28年2月23日 火曜日)

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(2019/08/01)子供や部下の教育について困った時に読むといいかもしれない「伝え方」について(なんでもアニメを例えにする記事)

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(2015/02/23)不老不死を願い続けた始皇帝が最後に葬られた死後の都始皇帝陵を語る(一度しかない人生)

始皇帝陵

おはようございます。

2015年2月の不老不死の配信記事です。

不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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始皇帝陵

おはようございます。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


不老不死を望んで毒を飲む

このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

始皇帝、残念ですっ!


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このように、全体として見てみれば非常に残念な話は歴史上よくあるものです。

過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

そして逃亡

もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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始皇帝という名前がそもそもそれまでの君主の称号であった「王」を超えるものとして創設されたもので、神話的な三皇五帝より取ったものです。

そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

結局、漢の高祖と楚の項羽によって滅ぼされたので、三世皇帝が最後になりましたが、皇帝の称号自体はその後の漢以降の王朝に受け継がれていくことになります。

さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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もちろんそんなものはありませんので(あったら教えてください)、「探し出せなかった」徐福は始皇帝の怒りを恐れ、そのまま日本列島方面に亡命したということです。

実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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過大な利益水準を部下や組織に求め続けた結果、粉飾会計に手を染めた大企業の経営者を彷彿とさせます。

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始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

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ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

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不老不死とは永久に若く壮健なまま死なないことを指し、筆者の知るかぎりでこれに歴史上一番こだわったのは中国版図全土を始めて統一した秦王朝の始皇帝だと思います。

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そして、「始」は最初の、一番目のという意味で、世代が下がるごとに「二世皇帝」「三世皇帝」という称号を受けることになっていました。

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さてそのように皇帝位を継がせることを着々と整備しながらも、やはり死への恐れから不老不死への欲求を抑えられなかった始皇帝は、徐福という人に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるように)命じたと歴史書「史記」にあります。

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実際はそれに限らず、秦の迫害に耐えかねた秦を除く旧戦国六国関係の亡命者が秦の支配の及ばない朝鮮半島や日本列島に難民として流れこんだものと推定されます。

結局、無理難題を受けた部下たちは、当時珍しがられていた液体の金属、すなわち人体には毒である水銀を原料とした丸薬などをこしらえ、それを好んで飲みつづけた始皇帝はかえって死期を早めてしまったといいます。

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数千年前の同じ地球上に生きた人間も、今の私たちも、本質的にはあまり変わっていないようです。

始皇帝のお墓、始皇帝陵の地下の墓室には、水銀を愛した始皇帝にちなみ、水銀を流し、自然界の星空や中国全土に流れる大河や海を模したとも言われています。

こうした話を書いて改めて思いますのは、生きることを怖がらないようにしたいものだということです。

ゲド戦記という映画のセリフにもありましたが、死んでもいいとか永遠に死にたくないとか、そんなのはどっちも同じだということです。

死ぬことがわかっているから、生きること、すなわち命は大切なんだということなのでしょう。

人は必ず死ぬものですから、一度しかない人生しっかり生きたいものです。

不惑といいながら頭の中はなかなか老成しない筆者からは以上です。

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