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ペンタゴン in 山下公園 |
おはようございます。
2014年12月の記事です。
スマートフォンの普及によってパソコン全盛時代より引き続き注目されておりますのが、中央演算装置と訳されるCPU(Central Processing Unit)です。
今(といっても2014年12月時点ですが)や、モニターのないスティックタイプの「パソコン」(スマホとも言えない)すら出てきている状況です(モニタはデジタルテレビを流用するなどで対応)が、CPUは、これらPCやスマートフォンの「核」(コア)となる部品であり、その名の通り、プログラムの演算を処理する人間の頭脳に当たる装置となっています。
CPUの性能が高ければ高いほど計算速度が上がり、それだけ処理速度が上がって快適にパソコンやスマートフォンを利用できるようになるというわけです。
現在、その処理装置の核(コア)となる部分が2つあるのがデュアルコアCPUと呼ばれるものです。
初期のパソコンやスマホはコアが1つのシングルコアのCPUばかりでしたが、大手CPUメーカーのインテルで、「ハイパースレッディング」という、一つのコアを仮想的に二つに見せる技術が登場しました。
それがさらに発展して仮想的ではなく、完全に物理的にコアを二つ搭載したCPUが出てきたのです。これがデュアルコアCPUです。
そして時代はスマートフォン全盛となり、専用モバイルOSを搭載してパソコンと遜色ない性能を有してきました。
シングルコアのCPUがメインだったスマートフォンも、NTTドコモなどで初めてのデュアルコアCPUを搭載したことを皮切りに、次々デュアルコアCPUが採用されていきます。
そして、現在の高性能スマホにおいては、デュアルのさらに倍、つまり4つの意味のクアッドコアを搭載するCPUが搭載されています。
そうなるとこうした「進化」は止まりません。
次に更に倍のオクタコア、すなわち8コアというクアッドコアのさらに倍というところまで来てしまいました。
デュアル、クアッドまでラテン語由来の英語だったのが、いきなりギリシャ数字です。
8は蛸がその足の数からオクトパスと呼ばれるように、我々にも馴染みの深い言葉かもしれません。
因みに、八角形はオクタゴン、六角形はヘキサゴン、五角形はペンタゴンです。
ペンタゴンは本来の五角形というより、米国国防総省の建物といったほうがピンとつくかもしれません。
ちなみに昭和の漫画世代としては、星形五角形の顔をした超人のほうをどうしても思い出してしまう筆者からは以上です。
(平成26年12月28日 日曜日)
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