2019年11月25日
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GDP速報値発表は月曜日8:50です |
おはようございます。
2014年11月の日本経済全体に関する配信記事です。
ある日曜日ですが少々固い経済数字のお話を致します。
内閣府のホームページから、今後の重要経済指標の発表予定を見ることができます。
現在最も注目されているのは2014(平成26)年7-9月期(1次速報)の四半期別GDPだと思います。これは、次の日の11月17日(月)8時50分に公表されるのですが、週の始めの日本株式市場が始まる10分前に公表することで、市場に混乱を生じさせないようにするということになっております。
3ヶ月間で▲1.7%の下落ということは、年率換算すると▲6.8%の下落となる強烈な数字だったのです。
消費税が5%から8%に上がったことの反動という一般的な説明ですが、続く四半期である7-9月期の数字がどの程度になるのか、一説には相当悪い数字ではないかとも言われているので注目されているのです。
こうなると消費税増税による一時的な反動ということではなくなってしまいます。
しかしながら金融政策や政府の財政出動だけでは経済波及効果は限定的であり、本来のニッポンの国内経済の基礎体力がどの程度なのか、それを占う重要な指標だということです。
経済と政治、いろいろとつながっているものだと思います。