スーパーひとし君

草野仁さん伝説
草野仁さんの伝説の数々を前にすると流石の大谷選手のスーパー感も、かすむように感じます。文字通りの文武両道。現代の空海。そんな感じです。では参りましょうか。
少年時代から運動能力にも長けていた草野仁は、中学時代、長崎県大会の陸上100mで優勝しています。高校では、100m11秒2という記録を出しました。この記録は当時の国体の「日本記録」です。つまり当時「日本で最も早い高校生」だった訳です。
ソフトボール投げは86mを記録し、頼まれて出場した高校野球の新人戦では4番を打った(陸上部なのに)そうです。しかし父親から「勉強もしない根性なしがスポーツをやってもダメだ」と叱られ、陸上部を強制的に退部。
大学時代には、相撲部でもないのに国体の長崎県予選に参加。当時、草野仁は77.5kgしかないにもかかわらず、130kgの前年優勝者を投げ、優勝してしまいます。NHK時代には、アマレスの取材で、関西大学の現役学生選手と対戦し、未経験にも関わらず勝ってしまったというエピソードもあります。取材って?
他にも剣道二段を持ち、ウエイトトレーニングが生活の一部で、ベンチプレスは100キロ超を挙げられる。リンゴを片手で潰し、電話帳を二つに千切る、親指と人差し指でクルミを潰すなども朝飯前。化け物です。
勉強の方も呆れる凄さです。草野さんは東大の文学部の社会学研究室を首席で卒業されています。一浪の末に合格しました。でも前述のように高校の3年間は、スポーツばかりやっていて勉強をしていませんでしたから、実質、1年間だけ必死に勉強しただけで東大に合格したってことですよね。感涙です。
何なんでしょう。そしてあの人柄。茶目っ気もある。悪く言う人見たことありません。時々、いるのですこのような人が。だから人間面白いですよね。
わたしを含む凡人の皆さん、でも、それも良くないですか。凡夫の中にもきっと何らかの才能があります。それを大事に育てましょう!
以上