渡邊渚さん、壊れる

watanabenagisa_先週PE(持続エクスポージャー)のフォローアップで、症状評価尺度のチェックをしました。

(とっても平たくいうと、ストレスの数値化みたいな感じ。臨床心理士さんのいるカウンセリングルームでやりました)

すると、一年前に測定したトラウマによるストレスの度合いより、今のトラウマによる二次被害のストレスの方が数値が大きいという結果に。

これまで、「トラウマの方がよっぽど辛かったから今は何があっても全然平気!」と思っていたけど、本当はそうじゃなかったのかな、痛みを感じないようにしてきただけで心はちゃんと傷ついていたんだな、と自分の弱さと脆さを認識しました。

それからというもの、毎日身体がズーンと重くて、毎晩悪夢でうなされるし、無意識で身体中を引っ掻いてしまったり、「殺される」など激しい寝言をいったり、現実か夢なのかわからない状態がまた始まりました。

この2年間で何度かあった症状だから、それなりに付き合っていく方法はわかっているのに、今は結構ギリギリな状態です。

何度も書いてお話ししているように、PTSDに完治はないと思っています。

持続エクスポージャー療法は終わったけれど、今もまだ心療内科には通い続けているし(終わりは見えない)、薬も飲んでいて、一生付き合っていくしかありません。

最近露出を増やす割には誰も取り上げてくれないので、焦っているのでしょうか…。

皆に相手にしてもらいたい、というのが彼女の切なる願いだというのはわかります。痛々しいものです。

嘘を吐き、PTSD患者の希望になりたいような事をほざいときながら、信用して応援している(たぶんもう残り少ないであろう)PTSD患者の希望を、一生付き合っていくしかありません、的な自分勝手なご都合で打ち砕くような発言を「平気で」垂れ流す軽薄さ。どこまでも下等な思考だと思います。

引き続き、彼女の行く末についてはフォローしていきたいと思います。

以上