(2020/01/02)令和の時代の世界的な健康志向の高まりはペットフードマーケットにとっての大きな追い風になりうるという話です
おはようございます。
2020年1月の世界経済の動向を読むという記事です。
世界的な健康志向の高まりにより、健康志向というよりも、もはや文化的宗教的な食文化に根ざした動きだと思うのですが、ハラルフードやヴィーガン向け食材など、さまざまな食の多様化により各国の食品会社の戦略も、非常な曲がり角を迎えている、そのような感じがする新年の幕開けです。
先日の記事でも紹介しました、世界最大の食品会社であるスイスのネスレが傘下の米国ハーゲンダッツを売却したように、いわゆる「カロリー油脂肪分砂糖が多めの」「罪悪感が残る」、チョコレートやアイスクリーム、スナック菓子といったジャンルの食品は、今後急速にそのマーケットを縮めていくことになるでしょう。
それは、世界全体の国々が、適切な運営を行い、もはや最貧国として認定されるのは世界人口の10%以下にまで減ってきた、それも政治体制の問題で発展が阻害されている「北朝鮮」のような問題国を除けば、世界は間違いなく良い方向に進んでおり、世界の食糧事情も早晩解決されるだろうというのが2020年1月時点においての有力な見方です。
さらに、これまで順調に伸びてきた世界人口の増加ペースが、ここに来て急速に鈍化しています。
このままでは、世界人口は100億人に到達することはなく、世界人口として2080年あたりから減り始めるというのが、現在の国連の中位予想なのです。
つまり、これ以上カロリーだけ高い食糧を提供し続けても、食べてくれる「人」はこれ以上増えない、しかも「人」は高齢化していきますから、ますます食べる量としては減っていきますし、健康志向の高まりから、明らかに過剰に食物を摂取する「層」も大きく減っていくことになるでしょう。
こうした市場予測の中、食品各社が取る戦略は二つです。
一つは、高付加価値の高単価の食品を適量提供すること、もう一つは、人以外の食品マーケットに進出することです。
つまり、世界的に人間より増えている、人間が飼う家畜やペットという動物や植物たちへの食物や肥料、という世界に、今後のマーケット成長力が期待できるというわけです。
そして、日本においても、害獣指定されている鹿や猪といった、駆除対象になっている獣の肉を、ジビエと称してペットフードに利用できないかという取り組みが進んでいます。
ただ、補助金対象となるのは、害獣の駆除そのものであることから、銃で仕留めても命を奪うだけで良く、ヘッドショットやネックショットといった、肉の品質を良質に保つ仕留め方で、かつ適切な処置を施して流通している鹿肉は非常に限られます。
そんな、日本の美しい森林で育った天然の鹿を、人間の手で手早く丁寧に処理し、栄養素や酵素を壊さない低温の風邪でじっくり乾燥させた、熟成ドライ製法という製法によって作られた、犬用のジャーキーをご紹介します。
薬品や保存料の添加を行わず、ヒューマングレード(人でも食べられる)の鹿肉ジャーキーです。
愛犬のダイエットはもちろんですが、ペット先進国の海外においては、アレルギーになりにくい食材として非常に注目されている高品質の赤身鹿肉ジャーキーです。
こうした、そのままでは廃棄されてしまうという鹿肉を、持続可能な社会として投入するという取り組みは、単に売り上げを増やすというより、適切な「市場」を意識させ、害獣としての鹿の駆除にもう少し人間味のある「食」を意識した取り組みを促すという、何よりも社会を前進させる力があるのです。
是非みなさん、新年早々ですが忘れないうちに、ペットを飼っていらっしゃるご家庭は尚更、この商品を一度手にとってもらえればと思います。
筆者も買って試しに試食させてみましたが、うちの愛犬(トイプードル雌8歳)の食いつきがすごく、手を噛まれそうになるくらいの旺盛さで食してくれます。
人間も十分、特に酒のつまみには最高の味に仕上がっておりますので、是非ペットと飼い主双方におひとついかがでしょうか。
今年もできるだけ社会問題の解決や社会の進歩になるような方向に事業や自分の時間を振り向けていきたいと念じております。
究極ジビエの鹿肉ジャーキーの販売サイトはこちらです。
今年もよろしくお願いします。
こちらからは以上です。
(2020年1月2日 木曜日)
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