「落ちてくるナイフに手を出すな」という投資の有名な格言について説明しておきます
おはようございます。
2016年9月のビルメン王によります投資格言配信ブログ記事です。
相場の格言で、最も有名なものの一つだと思います。
落ちてくるナイフに手を出すな、と言います。
下落相場で戒められる相場格言です。
特にアメリカのウォール街にはこうした格言がたくさんあります。
暴落相場を頻繁に経験している国民性から、そういった相場のときにはむやみに手を出すなということだと思います。
しかし、落ちたナイフは拾うな、とは言っていません。
むしろ、下げきった相場で買いを入れることができるのが本当のプロです。
逆にその時までに、変に投資してしまっており含み損を抱えて身動き取れない状況になっているのが筆者を含めた素人投資家の行動パターンです。
プロはじっと手を出さず、手持ちのキャッシュを大事に待っています。
落ちてくるナイフに対しては、切れて怪我するリスクを犯さず手を出さず、落ちてしまったナイフを床から拾い上げるようにこっそりしっかりと買いを入れる。これが投資の極意です。
証券会社の片隅で、長期的な投資家がそろそろと大金を運び込み、買い場を慎重に見極めているようでもあります。
今の状況、特に日本株については潰れなければ割安と映る向きは非常に多いです。ファンダメンタルズ(経済条件)も、チャート(相場の動き)も、すべては投資する人の解釈次第。
拾い食い状態だと感じるか、まだまだ落ちていくナイフだと思うか、すべて自由です。
自らのリスク許容範囲をしっかり認識して、さあ投資の世界に乗りだそうではありませんか。
特にタンス預金に溜め込んでいるご高齢者の皆さん、資金は経済の表舞台に出して、消費と雇用をアップさせましょう。
それが日本経済再生の、最高の処方箋です。
零細投資家からの主張は以上です。
(平成28年9月25日 日曜日)
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