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チャンスに凡退(筆者の例) |
おはようございます。
2016年3月のビルメン王提供の野球に関するブログ配信記事です。
米国大統領選挙指名争いで共和党のトップに立っているドラルド・トランプ氏の話を以前しましたが、今回はスランプの話をしたいと思います。
野球においてスランプに陥るといったとき、多くは「打撃」についてのものであります。
またよく言われるのは、「打線は水物」という言葉で、どんな物凄い強力打線であっても、どうしても打てない試合というものはよくあるという意味です。
高校野球においても、強打に優れ看板ピッチャーを有する強豪校が、地元公立高校の緩急をつけたピッチャーを不思議と攻めあぐね、ずるずる無得点を重ねていくうちに終盤相手にエラーがらみで1点を献上し、そのまま敗れてしまうといった試合はよくあるものです。
バッティングは、自分の調子もありますが、相手の投球を打ち返すものであるという点が、二重に不安定なところなのでしょう。
それに比べますと、守備や走塁については、あまり相手との相性を考慮することはありません。なので守備走塁にスランプなしと言われたりもします。
つまり、厚い選手層と豊富な練習量に裏打ちされた強豪校が、ある試合だけなぜか打てないことはあっても、ある試合だけ走れず守れないということはないわけです。
こうしたチームは、いつも練習に裏打ちされた、鍛えられたいい守備をこなし、果敢な走塁を見せます。
逆に、なかなか打てない危ない試合を守備力と走塁力で最少得点で勝てるチームが、多くの野球指導者の目指すチーム像ということになります(例外はもちろんありますが)。
豊富な記事更新で、ブログ底辺力を高めたい筆者からは以上です。
(平成28年3月10日 木曜日)
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『自分自身をコーチとし自分のことは自分でするという生活態度が強いチームを作るという話です』