2020年2月5日
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Amazon Box |
おはようございます。
2015年11月のAmazonが実店舗の世界に進出したという配信記事です。
2015年の秋、米オンライン書店のアマゾン(Amazon)が、創業以来20年にわたって守り続けたネット書店という地位を捨てて初めてのオフラインの実店舗を米国シアトルに開設したというニュースが飛び込んできました。
人間の飽くなき購買欲を、ネットと実店舗双方から吸い上げようという同社の戦略なのでしょうか、それとも単にアマゾンのブランドを示すための広告塔の役割であり、単なるプロモーションなのか、それは現時点ではわかりません。
日本でも、ヨドバシカメラに見られるように、ゆくゆくはネットと店舗の売上を半々にしたいとトップが公言している会社もあります。
確かに、人間の購買行動をあまねくキャッチしようとすれば、実店舗チャネルもウェブ環境も双方必要で、そのウエイトについてはまだ細かい実証研究もないでしょうからざっくり半々と言うのもわかります。
しかし、アマゾンに話を戻せば実在の書店の売上を根こそぎさらってきた同社が、このタイミングで実店舗に踏み切るというのも面白い話です。
ネット書店に打ち勝つ妙案があるのでしょうか。確かに敵は自分自身でありますから、アマゾンサイトクリックで購入する顧客への差別化をどのように実店舗で見せるのか、とくと拝見したいものです。
買った本は忘れるけれど、読んだ本の方は覚えているもので、かつて本屋で買うと決めた本とは別の本を、その場で立ち読みで読んでしまったけれども、店主には温かく接してもらった良き時代に生きておりました。
立ち読みしすぎて腕がつったことが多々あります筆者からは以上です。
(平成27年11月5日 木曜日)