おはようございます。
2015年11月のビルメン王によります日本プロ野球のシーズンオフにおける戦力外通告に関するブログ配信記事です。
2015年の日本プロ野球も全日程が終了し、福岡ソフトバンクホークスの日本一連覇で幕を閉じました。来季に向けた新チーム編成に各球団は躍起ですが、その中でもっともひっそりとしかし大規模に行われるのが戦力外通告です。
今年2015年末も、実に12球団総勢104名の戦力外通告者が出ました。
全球団の支配下登録枠は各70人が最大ですので、70人×12球団で最大840人しかNPBのプロ野球選手(一軍と二軍の合計、育成選手は除く)というのはいない中、毎年100人もの選手が「戦力外」とされていく現実には改めて驚かされます。
実に、年間の離職率12%弱という世界です。
実際は任意引退や自由契約という選手もいますので、当然、ドラフトやFA、外国人選手の補強などでその枠はすぐ埋まりますが、それだけの入れ替えが激しい世界を生き抜くというのは並大抵のものではありません。
戦力外ということになっても、別の球団での契約を勝ち取ったり(再生工場と言われたりします)、また育成契約を結びなおしたり独立リーグに所属して再起を図る、または海外(主にメジャーリーグ)に挑戦するといった人もいます。
この中で、現役続行を希望する選手の多くが受けることになるのが、「12球団合同トライアウト」です。
2015年も静岡県草薙球場で開催されることが決まっていますが、例年と違うのがチャンスは一度きりで、2015年11月10日(火)(予備日あり)の一発勝負ということになりました。
敗者復活の世界を覗いてみるのもよいかもしれません。
年下が現役引退、プロ野球監督に就任する時代となり衝撃を受けた筆者からは以上です。
(平成27年11月4日 水曜日)
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