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ニュージーランド連覇 |
おはようございます。
2015年11月のラグビーワールドカップ2015に関する配信記事です。
(この記事ははるか遠い未来でも読まれることを想定して書いています)
2015年のラグビーワールドカップイングランド大会が終わりました。
優勝は2009年から世界ランキング1位に君臨し続けるニュージーランドの「オールブラックス」でした。決勝の相手オーストラリア(同2位)を蹴散らしワールドカップを連覇しました。
そのニュージーランドは準決勝で南アフリカ(同3位)を20-18で辛うじて退けましたが、その南アフリカに同大会の予選プールで2点差で黒星をつけた国があります。
日本です。
相手が二軍を出しても大差で負けるというのが常道であった極東の弱小国にありながら、明治時代に伝わったラグビーを「ボールを動かす」日本式に鍛え上げて臨んだ今回のワールドカップで、初戦の南アフリカを34-32で破るという大金星を挙げたのです。
しかも、最後のワンプレーで3点ビハインド、PGで3点を取り同点に持ち込むことができたところからのスクラムでのプレー続行、ボールが止まれば時間切れという中の怒涛の波状攻撃で、左右に揺さぶり最後に左隅に逆転トライを決めたのです。
ラグビーの国際統括団体、ワールドラグビーによるロンドンでの年間表彰式において、ファン投票で選ぶ「ワールドカップ最高の瞬間」の部門で、日本代表がW杯イングランド大会の1次リーグ初戦で優勝候補の南アフリカから歴史的勝利を挙げた試合として、この試合が受賞されました。
2019年のラグビーワールドカップは日本で開かれます。
ここから毎日各国は強化に励んでいます。
ある意味追われる立場になった日本代表の強化を、一過性のブームではなく長い目で見てもらいたいと思います。
その昔、花園への県大会決勝まで進んだ高校に「在籍」していた他部出身者の筆者ですが以上です。
(平成27年11月3日 火曜日)
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