2020年2月5日
おはようございます。
2013年11月のオーナー企業に関する配信記事です。
オーナー企業は意思決定が早く機動的な動きがとれるのが強みです。
逆にそうしないとすぐ潰れてしまいます。
株主と経営者(社長)が同一個人(もしくは創業家)に帰属していますので、いわゆる代理人である経営者を選定し報告を受け監視するという株主の義務が事実上ありませんが自らの経営判断の結果はダイレクトに負わなければなりません。
大抵報酬以外の賞与や配当には課税されますので、将来の上場を目指すならば無配当のまま株式価値を高めていくことになりましょう。
しかし、株主と経営者が同一ということは、どうしても永続する企業経営を志向する株式会社経営とは一線を画します。
企業が続いていくには、創業期を支えたメンバーからその経営をバトンタッチしていかなければならないのです。
なお両者に価値的な上下はありませんので個別事情に応じてケースバイケースです。
会社の面倒を見て行くのはとても大変なことなのです。
しかし、その苦しい創業過程をまた味わいたいのか、創業して上場を出口として公開させたら、また創業者に戻って別の企業グループを作る、そんなオーナー経営者もいるようです。
そんな企業経営の現場を眺めております筆者からは以上です。
(2013年11月21日)
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