平成の30年間で何が起こったかを一瞬でわかる平成ジャンプな比較図を見てみるという話です
おはようございます。
2018年8月の平成30年間に起こったことを一秒で振り返ることのできる配信記事です。
平成とは30年間ありました、西暦で言いますと1989年から2019年までにかけての期間となりますけれども、実に平成10年頃、今から20年前、世界最強企業の最強経営者の名をほしいままにしていたGEのCEOジャック・ウェルチは「これから大事なこと、1位から7位までこれ全部インターネットだ」と言い切ったそうです。
しかし、そのGEですら圏外にいる今の世界株式時価総額の上位の面々を見るに、平成の30年間における日本経済連合勢の凋落ぶりに身が震える思いです。
筆者がかつて所属した日本の、今では滅びてしまった長期信用銀行は、何とかつて2位にランクインしていました。
平成の30年間において、いかに新しいものが生まれ、その変化が多様だったかが分かります。
時価総額16兆円が世界一位の日本のNTTだった時代から、世界一位が100兆円を軽く越えてくる米国のアップルになり変わった、そんな30年間だったわけです。
この経済戦争の状況を見て、日本が和の精神だ観光業は盛んになっただクールジャパンだなんと言っても、残念ながら経済金融の世界では30年戦争の結果二度目の敗戦を喰らった、と言わずして何でしょうか。
この30年間を、ほぼ日本の経済人として生きた筆者個人の責任も重大です。
銀行で外回りして稟議書の書き方を学ぶくらいならば、コンピューターやインターネットの構造に早く慣れて、そこから手のひらマシンを作り出して累計100億台売れば良かったのです。
またはインターネットモールを英語版で立ち上げて、全世界同時に配信して本から何からコンテンツと言えるものなら何でも売りさばく巨大な流通システムを作ってしまえば良かったのです。
もしくは、巨大な同窓会チャットサイトの構築でもいいし、何でも検索すればよいプログラムオタクの理想郷を作れば、勝手に広告収入が付いてくるビジネスモデルを極めれば良かったのです。
さてこのくらいで、過ぎてしまった30年を振り返って反省したら、次の30年に向けて舵を切りましょう。
すでに手のひらサイズのくせに1台15万円とかする電子デバイスの次の時代は確実にやってくるでしょう。
同窓会チャットサイトも、もっとオープンソースになるでしょう。
売上のほぼ全てが広告収入なんていう事業構造が、未来永劫続くとは思えません。
こうした先に予想される環境に即した動きが今取れるか、それが日本だけではなく全ての国の全ての人に開かれている、そんな時代がやってきたということだと思います。
GEの創業者、トーマス・エジソンが言った、失敗ではない、うまくいかないという結果を試しただけだ、という言葉が大好きで、負けたと思わなければ負けではないと言い聞かせて次の30年を前向きに生きようと思いました筆者からの決意は以上です。
(平成30年8月23日 木曜日)
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