教員不足?

田舎の風景
大学教員、すなわち教授とか准教授とか助教とか助手とか、そういう友人を多く持つ人です。
大学も教員候補が激減しました。優秀な層が消えて、下位層が主体になりました。
准教授以上でさえ地方国立大では倍率が低く、問題は若手の助教の希望がそれなりの都心の大学でゼロなんてことがあります。
まず業績での殴り合いが過酷なのに給料が安いのは間違いないです。
最近はわからないですが、おとなり中国の特任助教ポジションで年収2000万と聞いたケースもあり、日本だと600万以下とか大半です。私が助教新任時なんて500万行かなかったです。
ここまで苦しんでキツい評価されて600万か〜と、民間企業に行きたくなりますよ研究に心臓を捧げてなければ。
クソみたいな大学教員が多いのも仕方ない。薄給で働かされて世界に勝てとか言われます。人間やめてれば違和感ないだろうけど。クソみたいな大学教員は人間性を少し?喪失してるけど許してね、だって環境が悪いんだから。
20年前、東大の助教(当時は助手という名称がギリギリ残っていましたが) の私の直属ボスが「俺の時給はコンビニ以下」と嘆いていたのを思い出します。まぁ毎日3時間くらいしか寝てなかったみたいなので…
この環境をものともしないクソ教員が跋扈する大学です。今50歳以上の教授は厳しすぎる時代を生き抜いたので、性格が歪んでいます。
まともで優秀な方々にクソ教員を駆逐してもらうには、当たり前ですが報酬など優遇して民間企業から人材を奪い取るしかありません。
せっかく改善されてきたと思ったら、また民間企業と格差が開きました。また打たれ強い実験ドランカーみたいなのが残るだけなので、あと20年は大学にクソ教員が跋扈することでしょう…
安く使うから、こうなるわけですね。
以上